自信には自己肯定感が必要
自己肯定感とは自らの価値や存在を肯定できる感情のことです。自己肯定感が高いと、様々なことに自信を持つことができます。
日本人は海外と比べて、自己肯定感が低く、自分に自信がないことがわかります。
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また、日本人が「うまくいくかわからないことに対し意欲的に取り組む」とした者の割合は5割強(フランス8割強、ドイツ8割、イギリス8割)で、外国と比べて低い数値です。
つまらない・やる気がないとした日本人の割合は8割弱(フランス4割、ドイツ4割、アメリカ4割強)で、外国と比べて日本人は意欲がないといわれています。
(参考:平成26年版子ども・若者白書(全体版)> 自己認識)
自己肯定感が高い人は、物事に対して積極的に取り組み、うまくいくかわからないことにも挑戦し、困難な状況でも努力し、最後まで頑張ることが出来るといえます。
また、自己肯定感が高い人は、不安が少なく悲しいと感じたり憂鬱な気分になりにくいと報告されています(Rosenberg&Owens,2001)。
自己肯定感と抑うつは、高い相関関係がある。
しあわせはいつも自分の心が決めるもので、心身ともに明るく、元気に、健康的に生きていくためには自己肯定感を高くすることが必要です。
自己肯定感には2段階(浅い自己肯定感・深い自己肯定感)あります。ありのままの自分を受け入れ、自己肯定感をより深いものにして、自信を見出していく必要があります。
●浅い自己肯定感 「自分にはいいところがある」 「自分でいいところを知っている」 |
●深い自己肯定感 「自分の善悪も含めて認める事ができる」 |
(参考:作田澄泰,コミュニケーション行為による自己肯定感向上に関する研究,2012)
自信に影響与えるコミュニケーション
【ポイント】
・ありのままを認める
・プラス思考とマイナス思考が入り混じった感情を受け止める
・自分の良さや強みを再確認できるように援助する
・自己概念(自分がどんな人間であるか?)の再構成を見守る
・客観的に頑張りを評価したり、課題を伝える
完璧な人間はおらず、人にはそれぞれ得意・不得意、好き・嫌い、長所・短所があります。それをお互いに認め合い、補充し合えるような人間関係が大切です。
サポート方法は、自分と向き合い、自分の良さや強み、個性や持ち味を再確認できるように手助けを行うことが重要です。
相手が「重視していること」は何か、「自分はどうしたいのか」を気づかせるような関わり方を行い、チャレンジをするように背中を押す必要があります。
また、感情を共有することで、「自分はこれでいいんだ」と自信を持てます。自信が持てるとさらに行動ができ、成長に繋がります。

得意な分野で成功体験を繰り返すことで、自信を持てるようになる。
【悩み相談・カウンセリング】
ココナラなら占いの館やカウンセリング専門機関に行かなくても、1対1の完全非公開のトークルーム(チャット形式)で気軽にオンライン相談できます。全く利害関係のない第三者だからこそ話しやすい環境です。
注意するべきことは相手を否定しないことです。相手を否定せず良いところを探すと、お互いの良さを認め合うことができ、「自分らしさ」を構築することができます。
お互いを褒めるだけでなく、納得いくコミュニケーションをすることで、自分の思考に自信が持ててきます。すると自分自身を様々な角度から見つめるようになり、さらに人間力も高まっていきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。