顎のアンチエイジング
顔と違って首は化粧でごまかせないため、年齢がわかりやすい部分です。
首のしわやたるみが原因で老けた印象になります。
二重顎や皮膚のたるみの原因は?
20代~50代にかけては二重顎の人が増加します。
60代になると二重顎の人が急に少なくなり、かわりに皮膚がたるんでる人が急増し半数以上を占めます。
20代や30代の二重顎には皮下脂肪が大きく影響します。
60代以降では、結合組織の変化が肌の弾力やハリを低下させ、皮膚がたるみます。
肘と同じで、首の皮膚はつまんでも、痛みを感じにくい部位です。それは、皮下組織と筋肉が密着していないからだといわれます。つまり、いったんハリが失われてしまうと、顔よりもたるみやすいといわれます。(参考:資生堂)
原因
①加齢に伴い皮膚や広頚筋(こうけいきん)などの皮下軟部組織がたるみ、脂肪が下垂すること、②皮膚自体の重みや皮下組織の重みによっても皮膚がたるむこと
(参考:①Huang,T:10.除皺術頬・頚部.形成外科,43:S105–S113, 2000.②白壁征夫:22.除皺術,側頭,頬,頚部.形成外科,38:S147–S153,1995.)
顎のEMSで筋力トレーニング
首のシワの原因は?

(図:小池都:頚部・デコルテの皮膚生理機能と形態特徴の加齢変化)
首のシワは、30代~50代で大きく変化します。特にシワの深さ(デコルテ周辺)は、年齢とともに目立ちやすくなります。
原因
①皮膚の動きが激しいこと
②紫外線にあたりやすいこと
③ホルモン量の減少(女性の更年期)
首には顔の2倍の汗腺があるので、水分量は多く保たれます。
しかし、加齢とともに皮脂量は減少します。
それは女性の更年期にあたり、脂腺の活性や皮脂の分泌に関与するホルモン量が急減するからだといわれています。皮脂が減少すると、皮膚の保護作用や保湿作用などの機能が低下し、シワになりやすくなります。
首の老化
→水分量は維持できるが皮脂は減少。
水分と脂分のバランスが、顔と首では大きく異なるので、首専用のスキンケアが必要です。
首専用のクリーム (ネッククリーム)
首の老化現象のまとめ
40代を境に肌状態が変わり、シワが深くなる。
60代を境に首の皮膚がたるむ。
ストレートネックといわれる首猫背でも老けた印象になります。
「ストレートネックの原因の筋肉(胸鎖乳突筋)とは?【首猫背を防ぐ生活習慣】」について下記のブログに詳しく記載しています↓

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