生活習慣を変えて身体のゆがみを整える方法
身体がゆがむ原因
日常生活の悪習慣が少しずつ身体に負担をかけ、知らず知らずのうちに姿勢がゆがんでしまいます。
身体が歪むとリンパや血行の流れが悪くなり、痛みや倦怠感の原因になります。
自律神経が乱れ、内蔵の動きが鈍くなり様々な不調を感じます。
身体のゆがみを治すには、自分の身体に合わせた筋力トレーニング・ストレッチを継続することが大切です。運動を続けることで、身体の使い方が変わり、姿勢が良くなります。例えば、猫背を治したければ胸の筋肉(胸筋)を伸ばし、肩甲骨を寄せる筋肉(菱形筋など)を鍛える必要があります。しかし、運動を継続していても、元の原因である「悪習慣」を改善しなければ効果が半減してしまいます。
今回は「気を付けたい生活習慣・その対処法」について記載していきます。
①テレビの位置
・テレビの位置は真正面
・テレビの高さは目線のやや下(顎が引ける)の位置
【視力が悪いと顎が前に突き出る姿勢になるため、メガネやコンタクトが必要】
・テレビの位置は、身体の真正面にある事が大切です。右や左を向いた姿勢でテレビを見ていると、特定の筋肉に負担をかけてしまいます。
・テレビの高さは、目線のやや下(顎が引ける)の位置に調整しましょう。テレビが低すぎても高すぎても首に負担がかかります。頭は5㎏~7㎏と重いため、首の骨の真上でしっかりと支えなければ筋肉に負担がかかってしまいます。テレビが低いと身体が丸まり、テレビ高いと顎が上がってしまい、首に大きな負担がかかります。
【対処法:テレビ台を変える、回転盤を置く】
このテレビ台は高さ調整ができる上、キャスターがついているので簡単にテレビ台が移動します。
テレビ台の下に回転盤を置くと角度調整ができます。
②パソコンする姿勢
【座るときのポイント】
・顎を引き、背筋を伸ばす
・お尻を深く腰掛ける
・膝の高さが股関節と平行(90度)、または100度になるように椅子を設定
・かかとを床につける(かかとが浮く場合は足置きを設置する)
・肘置きの高さは肘と平行(90度)
・肩の力を抜く
上記のように机とイスの高さを合わせることが大切です。
ノートパソコンであるとパソコンと目線の高さが合わず、猫背や顎が前に出るストレートネックとなってしまいます。そこでモニターの高さを変えるのもオススメです。
最期に正しい姿勢を補助するイスもご紹介いたします。
【対処法:テーブルの高さを変える、モニターの高さを変える、姿勢補助イスを使う】
机やテーブルが低い方は、継ぎ足を購入して机・テーブルの高さを上げると、背骨が曲がらないため楽な姿勢になります。
モニターを好きな角度に変えられるので、正しい姿勢をとる事ができ、パソコン作業も苦になりません。パソコンスタンドだけでも十分楽になるのですが、ワイヤレスのキーボードを合わせて購入すると肘の高さが合うため、より一層快適にパソコンができます。
人間工学に基づいて作られたワイヤレスのキーボードとマウスになります。一般的なマウスでは手の平が内に捻じれるため、身体のゆがみの原因となります。こちらのマウスは手に負担がかからないように設計されたマウスになります。キーボードも肩や手に負担がかからないように設計されたもので、身体のゆがみを最小限に抑えます。
ウエストクッションは腕の重さを補助してくれる商品です。特になで肩の方は、腕の重さを補助すると楽になります。
このシートに座ると、骨盤を正しい位置に誘導し補助もしてくれるので、姿勢が伸びて座るのが楽になります。
座面が前傾になっているので、座るだけで背筋が伸びる商品になります。(膝に痛みがある方は、すねに体重がかかる商品なので注意)
気を付けたい生活習慣
・足を組む
・横座りやアヒル座りをする
・肘まくらをする
・食事中に片方の歯だけで噛む
・重心を片方にかけて立つ
・バックをいつも同じ手で持つ →リュックサックに変えましょう
・合わない靴を履いている →ヒールや足先が尖った靴は避けましょう


最後までご覧いただきありがとうございました。