ココロの栄養

終活に役立つ考え方・心構え【人生の終わり方や死について考える、死生観とは何か?】

終活

死は全員が共有する終着点

別れがあり出会いもあるように、死があるからこそを感じられます。

誰もが大切な人の死・自分の死に直面する以上、死への準備教育(death education) が必要です。死への準備教育は決して暗いことではなく、いかに人間らしく死を迎えるか、いかに最後まで人間らしく生きられるかを深く考える事ができます(Deeken,1986)

死への準備教育は「死」に対する不安が和らげられ、情緒的安定と精神的健康が達成され、旅立ちの準備が可能となるといわれています。

人生の終わりに近づいた段階からではなく、元気なうちから自分の死について自覚し、死生観を育む必要があります。

死生観を育む

死生観をもつ

死を観ることによって、「自分のを見つめなおし、生き方の指針を得ること」が死生観を持つ意味だといわれています。自分の人生に向き合い、自分らしく幸せな最期を迎えるための準備です。

アップルの創業者「スティーブジョブズ」の最期の言葉からみても、考えさせられることが沢山あります。

STEVE JOBS Last Words –
スティーブジョブス最後の言葉

私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。

しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。

病気でベッドに寝ていると、人生が走馬灯のように思い出される。私がずっとプライドを持っていたこと、認証(認められること)や富は、迫る死を目の前にして色あせていき、何も意味をなさなくなっている。

この暗闇の中で、生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、機械的な音が耳に聞こえてくる。神の息を感じる。死がだんだんと近づいている…

今やっと理解したことがある。人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。

もっと大切な何か他のこと。それは、人間関係や、芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。

終わりを知らない富の追求は、人を歪ませてしまう。私のようにね。

神は、誰もの心の中に、富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」というものを与えてくださった。

私が勝ち得た富は(私が死ぬ時に)一緒に持っていけるものではない。私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。

これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。

愛とは、何千マイルも超えて旅をする。人生には限界はない。行きたいところに行きなさい。望むところまで高峰を登りなさい。全てはあなたの心の中にある、全てはあなたの手の中にあるのだから。

世の中で、一番犠牲を払うことになる「ベッド」は、何か知っているかい?
シックベッド(病床)だよ。

あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。お金を作ってもらうことも出来る。だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることは出来ない。

物質的な物はなくなっても、また見つけられる。しかし、一つだけ、なくなってしまっては、再度見つけられない物がある。人生だよ。命だよ。

手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない本が1冊あったことに気付くんだ。「健康な生活を送る本」

あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。

あなたの家族のために愛情を大切にしてください。あなたのパートーナーのために、あなたの友人のために。そして自分を丁寧に扱ってあげてください。他の人を大切にしてください。

●ジョブスが最期にティムクックへ残した言葉
You should never ask yourself What Steve Jobs would do?
「スティーブなら何をしただろう?」と考えてはいけない。

ティムクックは、
「スティーブは私に伸し掛る大きすぎるプレッシャーを和らげてくれた。あの言葉があったから、大切な決定を下すとき『スティーブなら?』という思考をブロックすることが出来た。」と語っていたそうです。

死生観を育むと

①これまでの人生を振り返り、過去の反省ができる。

②最も大事なことが見えてくる。

③人にやさしくなれる。

④死を受け入れることができる。

死を意識すると、考え方行動が変わります。
限られた時間の中で、何が出来るのか考え、努力をします。

自分を支えてくれる人の存在に、改めて気が付くキッカケにもなります。

病気やケガで医療・介護が必要になった時、家族の支えは本当に助けられます。最期を迎えた時、葬儀や家の片づけ・事務処理などの手続きをするのは家族かと思います。

事前に家族と話し合っておけば、家族が悩んだりその後の選択で後悔したりしないで済むと思います。元気なうちに必要なことを決めておくことは、家族の負担が減るうえ、家族同士のトラブルなども避けられるので重要なことです。

【準備すること】

・エンディングノートをかく

・生前整理をする

・終末期医療の要望を伝える

・延命治療の有無を決める

・葬儀やお墓の段取り

・遺言書を作成する




予後は「本人がつらくならないように伏せておこう」と秘密にしている家族も沢山いらっしゃいます。そのため、予後を「告知して欲しいか・欲しくないか」を家族に伝えておくのも重要なことです。

元気なうちから、もしもの時のことについて家族と話し、自分の望む最期が迎えられるようになって欲しいと願っています。

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