【記事の内容】
・スマホ依存は健康に悪影響
・LINEとSNS依存の関係
・SNSと承認欲求
・スマホ依存を打ち切る方法
スマホ依存症は不健康
スマホの使用時間を15歳~59歳の男女2,718人に調査したところ、「2~3時間未満」の使用が24.1%、「3~4時間未満」の使用が18.5%であり、多くの人にとってスマホは生活に欠かせないものであるとわかります。
大学生は約4人に1人が2~3時間、スマホを利用しています(MMD 研究所,2018)。
スマホ依存症になると、健康面に悪影響を及ぼすといわれています。
スマホ依存者は、睡眠習慣の乱れや食習慣の乱れと関連しており、体が肥えすぎたり痩せすぎたりしています。精神面にも悪影響が生じ、不安感・抑うつ感・イライラが多いとの結果があります。
(参考:片山友子,大学生のインターネット依存傾向と健康度および生活習慣との関連性)
SNSの利用頻度が高くなるほど、スマホ依存症になりやすいといわれています(松島ら,2017)。
利用しているSNSによって、承認欲求の強さやスマホ依存度が変わってきます。
LINEがスマホ依存の原因?
SNSは、2004年にmixi、2007年にTwitter、2011年にFacebookとLINE、2014年に Instagram(日本語アカウント)が登場しています。
(参考:都筑学,大学生におけるSNS利用とその心理に関する研究)
2018年の調査で、LINEが7,600万人、Twitterが4,500万人、Instagramが2,900万人、Facebookが2,800万人になり、多くの人がSNSを利用しています。
YouTubeは50代・60代でも、利用している人が一定数います。
LINEやTwitter、Instagramの利用率は若者が多い傾向です。(ソーシャル・メディア・ラボ,2018)
若者は、LINEをほぼ毎日利用しています(都筑ら2017,2018)。
LINEに続いて毎日よく使われているのは、Instagramです(ソーシャル・
メディア・ラボ,2018)。
LINEの利用時間が増加すると、他のSNSの利用時間も増える傾向があります。
SNS疲れしていませんか?
SNSの利用頻度が高くなるほど、承認欲求が強くなる傾向があります(正木,2018)。
それは、他人から認められたいという欲求や、自分が一目置かれるような存在でありたいという願望が「いいね」や「フォロワー」の数によって、満たされやすいからです。
近年は「インスタ映え」が目的になり、写真を撮るために旅行へ出かけたり食事をします。
インスタ映えを狙ってUPした写真に「いいね」が何個つくのか・リツイートされるのかを一日中気になってスマホ依存症に陥る方も多くいます。
InstagramとFacebookは、SNSを利用していない人と比べて、承認欲求が強いといわれています。(参考:都筑学,大学生におけるSNS利用とその心理に関する研究)
スマホ依存を断ち切る方法
SNSは楽しく、新たな発見も見つかります。
その一方で、SNSはスマホ依存へ陥りやすく、健康に悪影響が生じる可能性があります。
承認欲求も高まり、生きづらさを感じることもあります。
SNSのメリットとデメリットをしっかりと理解し、かたよらないように自制心をもつ必要があります。
スマホ依存を断ち切る方法として、承認欲求をSNSで満たそうとするのではなく、自己実現や勉学・仕事など、別の方向で満たしていきましょう。(参考:加納寛子,承認欲求とソーシャルメディア使用傾向の関連性)
情報収集をSNSの目的とするならば、Pinterest(ピンタレスト)がおすすめです。
こころが疲れている時は、休憩が必要です。
下記のブログの後半に、ストレス解消法について詳しく記載しています↓

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